1.ALEGRIA (アレグリア)
今年2月に開催したデビュー30周年記念ライブのタイトルは「Kick Off Live~私はどうしてここに?~」でしたが、Kick Offとは、ここからがまたスタートだ!という、私の未来に向けての決意表明でもありました。
この「ALEGRIA」は、そんな私の想いを込めて、30周年記念ライブのテーマソングのようなつもりで作り始めた曲です。
誰に作曲や作詞をお願いしようか...?
実は、楽曲のコンセプトを考える前から、私の中で、すでにこの方々にお願いすることを決めていました。
作曲は元THE BOOMの宮沢和史さん、そして、作詞は東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦さんです。
宮沢さんは、私が少し音楽活動を休んでいた頃に、ご自身が主宰された音楽イベント「Nipponia」へ出演オファーしてくださり、私が歌手活動を再開するきっかけを作ってくださった恩人です。今年開催された同イベントにも声をかけてくださり、ポルトガル語でデュエットもさせていただきました。
谷中さんは、2016年リオデジャネイロオリンピックに合わせて、国際交流基金が主催し現地リオで開催された文化交流コンサートで、東京スカパラダイスオーケストラの皆さまと共演させて頂き、そこで意気投合いたしました。
お二人とも、私の30周年ライブが決定する以前に、別々の場所で出会っているのですが、お互いの音楽への考え方や想いを語り合ううちに「次に新曲を作る時は、ぜひ書いてほしい」というお話を、それぞれにさせていただいていました。
そして、お二人の返事は、まるで打ち合わせたかのように同じ言葉で一言「もちろん」と言ってくださいました。
そうして、この最強タッグの手によって、ブラジルの風を感じるような心地よいメロディーに、踊り出したくなるようなポジティブな歌詞がのって「ALEGRIA」は生まれたのです。
歌詞の中に「本気で楽しむときは 奇跡がおきる」というフレーズがありますが、このお二人との出会いも、まさに奇跡だったと思います。そして、心から感謝しています。
マルシア
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