3.リンゴ追分 (LIVE ver.)
この曲は、私の30周年ライブで、東京スカパラダイスオーケストラのホーンセクションメンバーの皆様をゲストにお迎えして演奏した、美空ひばりさんの「リンゴ追分」をライブ録音したものです。
東京スカパラダイスオーケストラの皆さまとは、2016年リオデジャネイロオリンピックに合わせて、国際交流基金が主催し現地リオで開催された文化交流コンサートで、初めて共演させて頂きました。
このコンサートで「リンゴ追分」と「ふりむけばヨコハマ」をスカパラの皆さまとのコラボレーションで歌わせて頂き、私の30周年ライブでも、その時のアレンジを再現いたしました。
今回、この「真夜中のささやき」には、特別に、そのライブ音源をそのまま収録させて頂きました。
私の母は、私のセカンドネームに美空ひばりさんの本名「かずえ」を名付けるほど美空ひばりさんが大好きで、1970年にサンパウロで開催された美空ひばりさんのコンサートも最前列で見たという筋金入りのファンです。
その影響もあって、幼いころから美空ひばりさんの曲を聴く機会も多かったのですが、「リンゴ追分」はとても無国籍な音楽に感じていました。
リオでのコンサートで、この「リンゴ追分」が選曲された際に、音楽プロデューサーの佐藤剛さんから「この曲は、1960年代にジャマイカのスカバンド「THE SKATALITES」(ザ・スカタライツ)がカヴァーして、SKAのジャンルでもスタンダードナンバーになっている」ということを教えて頂きました。
私は、その話を聞いて、とても納得しました。
本当にいい曲は、国境を越え、音楽のジャンルも越える。
リオのコンサートで、おそらく初めて「リンゴ追分」を聞いたであろう地元ブラジル人の方々の、鳴りやまない大きな拍手と絶叫が、それを証明していました。
そんな、国籍やジャンルも越える音楽のチカラを、この曲で感じて頂けたら嬉しいです。
マルシア
≪アルバム全曲の試聴はコチラ≫
https://columbia.jp/artist-info/marcia/discography/COCP-40927.html#play-music
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